運営団体

九州大学仏教青年会寮(通称 仏青寮)は、寮生の自治のもと、一般社団法人九州大学仏教青年会が運営しております。

ごあいさつ
~学生寮を探しておられる九大生の皆様へ~

九州大学ご入学おめでとうございます。

「仏教青年会」と聞くと、なにか固苦しい、抹香くさい、さらには原理主義的な組織、と思われるかもしれません。私も40数年前、入寮するとき似たようなことを考えました。しかし、実体は全く別で、自由闊達、好きなことができました。また他の学部の人と寮生活を通し裸の付き合いができ、その経験はその後の人生に大いに役立ちました。寮費は当時も今も安く、「親に金銭的に迷惑をかけたくない」と思う人には絶対お勧めです。

さて一般社団法人九州大学仏教青年会は明治40年(1907年)釈尊降誕の日に、宗派にこだわらず、仏教精神に基づき個々人の人格形成と社会活動を行うことを目的として設立されました。大正15年には初代会長であった旭憲吉皮膚科教授や会員の尽力によって、現渡辺通りに会館と学生寮が建設され、ここを中心に貧困者のための施療院、児童教育のための日曜学校、さらには法律扶助部と、社会奉仕活動を開始いたしました。昭和44年には福岡市の土地区画整理のため移転せざるを得なくなりましたが、2代目会長、干潟龍祥印哲教授のご尽力により、千早に土地を得ることができ、学生寮、会館、診療所を建設、社会活動を続けてまいりました。しかし、九州大学の伊都キャンパスへの移転に伴い、名島の地での活動維持が困難となってまいりました。そこで、学生寮を現在地に建設することになったのです。診療所は建て替えて千早に残っています。経済的に恵まれない学生や、仏教に興味ある人に入寮してもらい、物心両面から支援すると同時に社会活動を継続することが本会の責務であります。

木造の木のぬくもりを感じさせる新しい学生寮を是非見てください。

理事長プロフィール

富永理事長

一般社団法人九州大学仏教青年会理事長
富永隆治(昭和50年卒、心臓血管外科前教授)

理事長略歴

昭和50年 3月 九州大学医学部卒業
昭和50年 6月 九州大学医学部付属病院 心臓外科入局
昭和57年 6月 国立療養所福岡東病院 医師(外科)
昭和58年 4月 松山赤十字病院 医師(心臓血管外科)
昭和62年 10月 アメリカ クリーブランドクリニック研究所 留学
平成 5年 8月 国立中央病院 心臓血管外科医長
平成 6年 6月 九州大学医学部付属心臓血管研究施設助教授
平成13年 4月 北九州市立医療センター 心臓血管外科部長
平成16年 4月 九州医療センター 心臓血管外科医長・循環器センター長
平成17年 4月 九州大学大学院医学研究院教授(循環器外科学)
平成20年 4月 九州大学病院 副病院長
平成27年 4月 福岡和白病院院長、九州大学名誉教授、現在に至る

社団法人概要

・社名 一般社団法人九州大学仏教青年会
・主な事業内容 仏教の精神に基づいた寮生の人格形成と地域への
ボランティア活動、社会活動など
・設立 明治40年
・理事長  富永隆治